私(アコールピアノ)の目指す姿
音楽って???
最近SNSなどで、多くのピアノ指導者の思いやピアノ教室の特色など目にする機会が多く、その度に目から鱗!!多方面からの学びを受け取っています。そんなSNSからの刺激が多い中で私も、私が考える【目指すべき音楽、理想のアコールピアノ教室】って何?と改めて考えてみる事にしました。私が考える【音楽】とは??= 私たちが生きていくうえで自然に湧き上がってくる感情に寄り添うもの、時に慰め、癒し、鼓舞、安らぎ、怒り、などなど。ですから、誰でもが【音楽】を生活とともに身近に感じられるものであれば良いなと思っているのです。それが私が目指すべき【音楽】です。
音楽を身近に~その1(音楽レッスン)
ご縁があって5年前から始めた幼稚園の音楽レッスンは、現在5つの園に広がりました。こちらは、保育時間のカリキュラムの中に英語や体育のように【音楽】を入れ込んだものです。クラスの生徒20名から30名に対する音楽レッスンです。ここでは、決まりもマニュアルも一切ないので全て私のオリジナルの授業です。これは絶対に教えなければいけない!という厳しい縛りはありません。ひたすら音楽の楽しさを子供達に伝える!そして、自然な流れの中で音楽の基本である【拍子】【音符】【リズム】【メロディ】【ハーモニー】を取り入れ、一通りの打楽器(私物です)の奏法を習得できる様にしています。←こちらは、気付いたら、小さなできた!の積み重ね。スモールステップですね。数名ずつの子供が前に出て、楽器を演奏することで自信や自己肯定感がつき、楽器を奏する楽しさや喜びが育ってくるんですね!(ここまで書いて良いレッスンだわ、と我ながら思います、( ´∀` )笑)
音楽をそれぞれのスタイルで~(ピアノレッスン)
自宅教室を開講して10年になります。おかげさまで卒業された方も含め100人近くの生徒さんが在籍されました。20年も前、大学卒業したてのイケイケだった頃は、レッスンの中でも(ここはこうじゃないとダメ!)というこだわりポイントがいくつもありました。コンクールに挑戦する生徒や、音高・音大受験生なども多くいたせいか【正統派じゃなきゃダメ!】なんてつっぱっていました。自分も教える傍ら、コンクール含め演奏会などにも出ていたので、ピリピリしていたのかな?とも思います(あっ!演奏会は自主企画ってのは、やらなかったです。依頼を受けたり、オーディションに合格したもののみ)←ここは、今も変わらぬこだわりポイントです( ´∀` )笑。そして、あれから・・・・・私も自由奔放な4人の子供の親になり、だいぶ気持ちも大きくなり世の中【絶対!】はないな、と良くも悪くも達観できる様になりました。今、アコールピアノ教室に在籍している生徒は、3歳から大人まで。初めは、ドレミの音を覚える事、リズムを読むこと片手ずつの練習から始まります。そして数年の積み重ねを経てその中から、コンクールに挑戦する生徒、学校の合唱伴奏のオーディションに挑戦する生徒が育ってきます(何かに挑戦する時は、私も結果を出してほしいと思ってしまう派ですから、少しだけ厳しめスイッチが入ります、( ´∀` )笑)そんな風に人の前で挑戦したい!という生徒と、自身のペースで自分の世界観の中で、大切に好きな曲とともにピアノの音色を楽しむ生徒。スタイルは、それぞれです。どんな形でも良いのです。自分が成長する過程で、【音楽】が傍らに存在する!それこそが目指すべき姿です。
音楽の場所つくり~(スタッフ)
今、私は地元において、演奏する場を提供するお手伝いスッタフをやらせてもらってます。1つは県が主催するクラッシックコンサートの実行委員、もう1つは ピティナステップのステーションスタッフです。どちらも、演奏する方々が最大限のパフォーマンスが出来るように、演奏会自体が滞りなく開催できるように、という心構えを大切に携わっています。一緒にお仕事する方々は、音楽のあちらこちらでご活躍されている大先輩方。本当に素晴らしい先生方ばかりで、いつも学ばせてもらうことが沢山です。個人的には、様々な準備のためPC作業が多かったり、必要書類を封書詰めしたり、アナウンス原稿を読む練習したり、当日は、会場設営から案内、受付など一通りの仕事をします。仕事をしていて感じるのは、若いころ自分が演奏会で思い切り演奏してこれたのは、こういった見えない部分での多くの方々の支えがあったからということです。たくさんの方々の思いや時間で成り立っていたんだと改めて感謝の気持ちがわいてきます。そういった経験があるから、演奏者側の、かゆい場所には手が届く!というスタッフワークにつながるんだと思います。思えば・・・・・大先輩方は、どの方も現役の先生であり、プロ奏者であります。
音楽のお届け~(お届け人)
アコールピアノ教室、それに私自身これからも【音楽を身近に感じる】ということを気持ちに置きながら成長させていきたいと思っています。そして、その先の【ほんもの】に少しでも繋がる橋渡しができる存在であり続けたいと思っています。来月、友人が教鞭をとる高校の【芸術鑑賞会】でピアノの演奏の依頼を受けました。久々の本当に十数年ぶりぐらいの1時間弱の本格コンサートです。【音楽】を身近に感じてもらえるような時間がお届けできたらと思います。さあ、、、私も、そろそろ自分の練習をしてきます!